韓国陝川(ハプチョン)桜マラソン

ウルトラマラソンを楽しむTANの
韓国陝川(ハプチョン)桜マラソン

更新

歓走記
２０１７年

大会名	種目	歓走記を掲載した大会年
韓国陜川（ハプチョン）桜マラソン	ハーフ	2012
	10Km		2013	2015	2016	2017	2018	2019
	5Km								2023

●マラソンは2017年4月2日(日)10Kmに出場、旅行は4月1日(土)～4月4日(火)

第16回陜川(ハプテョン)桜マラソン大会に出場した。
私の参加は2012、2013(妻も同行)、2015、2016、今回2017は5回目。
マラソン歓走記の他、訪れたところのことも含めて旅行記とする。

韓国陜川郡と香川県三豊市は友好都市交流協定を結び、スポーツや文化などで交流を続けている。
その一環として三豊市走友会は毎年、陜川さくらマラソンに参加している。

三豊市は、2006年に近隣7町が合併して誕生。以来毎年、この陜川桜マラソンに参加している。
三豊市となる以前、第2回陜川桜マラソンから地区選手団が参加していたようだ。
2011年の陜川桜マラソンは、口蹄疫により中止となった。

2008年からは陜川郡選手団が「香川丸亀国際ハーフマラソン」に参加し、三豊市との交流を深めている。
参加者は12人：男性7人(大〇、田〇、辻〇、佐〇、高〇、山〇、崔〇)、女性5人(谷〇、岡〇、織〇、小〇、松〇) 。
旅行費用は 80,000円＋3,000円(旅行保険)

■2017(H29)年4月1日(土)雨6/14℃、韓国へ、陜川は雨1/12℃、歓迎晩さん会、MSモーテル泊

三豊市一行は、三豊市5:20⇒高松中央IC BT 6:44=(リムジンバス)⇒9:57関西国際空港(昼食)13:30=(エアー釜山)⇒15:00釜山空港=(専用バス)⇒17:00陜川郡モーテル

私は、自宅 6:20=(車)⇒6:40 高速志度 6:55=(リムジンバスで一行と合流)⇒9:57 関西国際空港

写真はクリック2回で拡大

モーテル近くの湖沼公園は、鳥インフルエンザ感染拡大を防ぐため、入園できなかった。

〇歓迎晩さん会18:30-21:00
うなぎ料理：蒲焼と白焼き、あと鍋。
会場には「日本国三豊市友好訪問団」の横幕。

出席者の一人龍門電力代表理事季点龍氏は、映像テーマパークの青瓦台に展示されている松などの写真作者。

宿泊はMSモーテルに2泊
冷蔵庫・テレビ・ハブラシ、WiFi有り。パジャマ・スリッパなし。

歓迎晩さん会

■2017(H2)年4月2日(日)晴 0/14℃、マラソン、記念植樹地、映像テーマパーク、歓迎交流会

韓国の桜は： 1970年代に済州島(チェジュ島)で原木が見つかり、これを国内各地に増やしたもの。陜川では、100Kmほどの道路に植えられている。今、二分咲き。釜山は満開とのこと。日本の桜に比べると、花の色は少し白っぽく、樹高は少し低い。韓国の春の花はレンギョ。入学式は3月3日前後。この頃、レンギョの黄色い花が満開となる。〇第16回陜川さくらマラソン朝食は、黄江食堂であわびのお粥。ホテル8:30 =(郡のバス)⇒8:40マラソン会場へ
		陜川郡のバスには桜マラソンの写真

〇開会式 9:00-
今年初めて中央来賓席に三豊市一行の席が設けられていた。
会場に「日本の三豊市から参加」と紹介され、一同は立って声援に応えた。

〇フルスタート 9:30
この後10分間隔で、ハーフ、10Km、5Kmとスタート。

一行の出場は、フル３人、ハーフ２人、10Km３人、5Km４人。
私は10Kmに出場しタイムは 1時間14分47秒だった。

一行はメイン舞台のすぐ後方の来賓席

寒くなく、少し汗ばむ気温。ゴール後の日陰は寒く、ジャージ上下を着た。

競技場の私たちのベンチに、豚、豆腐、キムチ、イチゴ、トマト、カボチャお餅(これは初めて、うまい)、マッコリなどが次々と運ばれてくる。
昼食はテント食事処で、クッパ(ぞうすい)など。

〇昼食・授賞式 11:00-

2017.04.02.競技場

スタート前	ゴール後	競技場のベンチには	こんな料理が次々に



豚肉	カボチャのお餅	昼食はテント食事処で	クッパ　など

会場 14:00=(バス)⇒14:10　ホテルに帰り、シャワー・着替え

昨年(2016年)、参加記念植樹をしたところを訪ね、モミジと記念プレートを確認した。

〇映像テーマパーク見学　15:00-18:00
麓さんのうどん店を訪問

〇青瓦台：　映画などの撮影用に68％の大きさで再現された青瓦台。昨年に続き二度目の見学。

2010年に参加記念植樹をしたところを訪ね、樹と記念プレートを確認。

〇歓迎交流会 18:30-20:00　焼肉、あとは鍋。
ここで通訳をしてくれたのは、陜川に住んで17年、韓国人と結婚している千葉県出身の女性。

〇カラオケ 20:00-21:30

MSモーテル泊

2017.04.02 映像テーマパーク　店名がハングル表記に

京城駅

うどん店

日本語表記の京城街

コスプレ姿も

2017.0004.02 青瓦台			歓迎交流会

青瓦台全景	青瓦台記者会見室	青瓦台　大統領執務室	盛り上がった

2016年4月3日		2010年4月4日

第15回大会参加記念植樹	記念植樹のモミジ	第9回大会参加記念植樹	記念植樹の樹

■2017(H29)年４月３日(月)晴2/19℃、ソウルは晴3/13、郡庁表敬訪問、浅川功の墓参り、明洞を散策

朝食、フグ鍋

〇郡庁を表敬訪問
　玄関両側に職員多数の出迎えあり
　会議室に通され、机上には五味茶とお菓子
　通訳付きで進行
　出席者全員の紹介
　郡守(郡長)挨拶
　三豊市訪問団長挨拶
　記念品交換
　歓談
　玄関前で記念撮影

2017.04.03　朝食	群庁を表敬訪問	群庁の庭に

フグ鍋	記念品の交換	三豊市から贈られた桜

陜川10:20 =(郡のバス)⇒11:00 亀尾駅 12:12=(KTX)⇒13:42ソウル駅。陜川郡のバスは亀尾駅まで。

15:00 =(レンタカー)⇒マンウリ公園

〇浅川功の墓参り
ご一緒したのは、浅川伯教・巧兄弟顕彰会副会長の金炳允氏。食事はこの方も同席。

以下に、浅川功を紹介する文書の一部を引用する。
これは「浅川泊教・功兄弟資料館」(山梨県北杜市高根町)が作成したものと思われる。

浅川功　朝鮮を愛し、愛された日本人
韓国の首都ソウル郊外の共同墓地に、浅川功という一人の林業技手が眠っています。彼が生活した当時の朝鮮半島は、日本による植民地統治のもと、朝鮮の人たちへの蔑視や差別が当然のように行われていました。そんな社会情勢の中、彼は自らの意思で朝鮮の国と文化と人々を理解しようとし、そして、心から愛しました。墓の碑文には、ハングルで「韓国の山と民芸を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる」と刻まれています。

〇帰途南山タワーを見学

〇金炳允さんも同席の夕食会 18:00-21:00
骨付き豚肉とジャガイモの鍋、おこげご飯。

2017.04.03

KTX	浅川功の墓	骨付き豚肉とジャガイモの鍋

〇明洞(ミョンドン)、夜の繁華街を散策。10年前は日本人が多かった、次は中国、東南アジア。

2017.04.03 夜の明洞屋台

ソウルの世宗ホテル (Sejong Hotel) 泊。

■2017(H29)年４月４日(月)晴4/13℃。仁川旧日本人街をぶらり、帰国

ソウル世宗ホテル (Sejong Hotel) 8:30 =(レンタカー)⇒仁川

仁川市中区庁にレンタカーを置き、旧日本人街やマッカサーの銅像がある仁川自由公園などを散策。

〇仁川旧日本人街
仁川駅の東側に中華街仁川チャイナタウンがある。その東隣に旧日本人街。
かっての日本総領事館や、銀行、海運関連の建物などが保存されている。博物館になっている建物もある。

太平洋戦争時の仁川には、約１万人の日本人が住んでいたとのこと。

そして私が生まれたのは、太平洋戦争時である1942(昭和17)年の仁川。
その私の生誕の地を2013年4月9日、妻といっしょに初めて訪れることができた。
この地を探す手助けをしてくれたのが、仁川市中区庁の職員。
そしてこの日、中区庁を訪れ、お世話になった方々にお礼を述べることもできたのであった。

私の生誕地探しについては　⇒「私の出生地は朝鮮の仁川」

2017.04.04 仁川

仁川市中区庁舎	仁川旧日本人街	仁川旧日本人街	仁川旧日本人街


仁川駅	仁川開港博物館内	仁川自由公園マッカーサー像

レンタカーで空港近くのEmartへ行き、土産の菓子やワインを買う。

時間がなくなり昼食は機内となった。

仁川空港 13:50 =(エアーソウル)⇒15:25高松空港 15:45 =(バス)⇒16:15 瓦町16:46 =(電車)⇒17:05 八栗=(タクシー)⇒17:15自宅

今年のいただき物：
陜川郡から：イチゴジャム２ビン、すり鉢とすりこぎ。
　ハンカチ２枚、メモ用紙２セット、鉛筆５本、陜川案内パンフレット、カレンダー、ハブラシ紫外線除菌器

完走賞：玉ねぎラーメン５袋、オニオントッポキ(鍋に水80ml・トッポキ・ソースを入れ沸騰させ、煮詰める)。
完走賞にラーメンは初、昨年までは米・雑穀など1Kg２袋だった。
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