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| 室戸岬の思い出をたどる旅 2021年10月24日〜10月25日 | |
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一つは、したいことを、できるときにしておくこと。 もう一つは、60年前に一人で初めて旅行をした室戸岬、その時の宿が今回泊まる「民宿 室戸荘」であったかもしれない。淡い希望を抱き、これを確認すること。 この旅行から約1年たったとき、この旅行記をどこにも残してないことに気付いた。 旅行をしたとき私は79歳だったが、ここに追加することにした。 |
| ●1日目：高知城、日曜市、そして民宿室戸荘 2021年10月24日(土)晴/曇 |
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・家6:10-(高速)⇒8:20高知県庁。 8:30までに入れば県庁駐車に停められるとの情報を得ていたが満車。周辺の駐車場を約30分探し、結局「県庁前通り地下駐車場」に入れた。1時間300円、30分毎100円。出るとき600円だった。 ・高知城 駐車場から近い追手門から入城。かなり昔に１回は来ていると思うが全く記憶に残ってない。 城までの石段と天守までの急な木製階段、どちらも私には厳しかった。ここへ来るのは、これが最後と自覚した。
・日曜市 高知城を出た所の追手筋に400店を超えるお店が約1,000mにわたって並ぶ日曜市。街路市としては日本一の長さのようだ。さまざまな地場産品、地元の方や生産者の温かいおもてなしにも出会える市とのこと。 ・ひろめ市場 ひろめ市場は日曜市の通りにある。飲食店や魚屋さんなどがたくさん並んぶ屋台村風の広場。 ここで「かつおのタタキ定食」(鯛めし)(1,200円)を食べた。 土産にかつお生節を３個買った。 ・はりまや橋を目指したが、時間が厳しそうだったので、途中で引き返した。 ・11:30 地下駐車場発⇒ ・野良時計 周辺で農作業をしていても遠くから時間を知ることができる「野良時計」。安芸市のシンボル。個人の住居で外観を見学するのみ。近くに車を停め、写真を撮った。
・伊尾木洞(いおきどう) 国道沿いに看板があり、立ち寄ることにした。 駐車場から国道を渡るとすぐ洞窟らしい入り口。入るとすぐ空が見え、小川沿いの石ころ道の川原を進む。先には滝があるようだが遠そう。足元も悪いので途中で引き返した。 ・モネの庭(1,000円)(13:50〜４０分) モネの庭は北川村の小高いところにある「水の庭」。この時期、睡蓮はないものと思っていたが、青い花が見られ大満足。駐車場から下がったところの「花の庭」内は入場禁止が多く、見ることができなかった。
・第24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ) 室戸荘の手前を左折し、急坂の室戸スカイラインを進むと最御崎寺の駐車場、ここから歩いて寺へ向かった。 寺から室戸岬灯台へ行けるようだが、その道は通行止めになっており見学は断念した。 ・民宿 室戸荘にチェックイン 15:50着、玄関を入ると女将さんが迎えてくれた。 60年前のことを聞いた。 室戸岬の宿は今、ここ1軒だが、その頃は他に 3・4軒あったとのこと。 ・室戸岬 乱礁遊歩道(らんしょうゆうほどう) 女将さんはすぐ、室戸荘前の遊歩道を案内してくれた。これは私がぜひ歩きたいと思っていたところ。 室戸荘前から遊歩道に入るとすぐ「アコウの木」。岩に力強くへばりついた根も高さも枝ぶりも大きく立派な木。 歩道沿いの何種類かの植物は枯れかかったようで元気がない。女将さんは、「雨が少ない訳でもない。こんなことは初めて。理由は分からない」。 遊歩道を西方向へ歩いた。大きな岩が続く。空海の横顔と見える岩は、少し進むと表情が一変して見える。 私がライオンだと見た岩もあった。夜になると光る石というのを拾って手渡してくれた。 15分ほどで室戸荘へ帰る。女将さんはここまで。 私は一人で、反対方向の東側へ向かった。「土佐日記御崎の泊」の碑まで約30分歩いて引き返した。
・民宿 室戸荘の夕食、女将さん姉妹といっぱい話した 風呂に入り、浴衣姿で食事。 食堂には、泊り客の夫婦、中年女性、私の４人。 夫婦は広島から来られた定年過ぎの方。毎年10月に室戸岬へ来る。他の月に日曜市を目当てで来たこともあった。カニの時期には山陰へ月に2度行くとのこと。 中年女性は、室戸荘を起点に数日、近辺を歩くとのこと。 食事中は、女将さんと女将さんのお姉さんが前に座って話し相手。 女将さんは団塊生まれ。お姉さんは昭和16年4月生まれで高知市内に一人住まい。忙しい時に手伝う。 食事は魚中心、クジラの舌など珍しいものも。夕食は居酒屋で修行中の息子さんが造るとのこと。 夜も朝も出されたものすべてを完食。 私の部屋は2階の太平洋が見える6畳和室、洗面所あり、2食付き 7,200円(税込み)。
〇民宿 室戸荘」は私が60年前に泊まった宿だったか？ 今回の旅行目的の一つがこれだった。 現在、室戸岬の先端で営業している宿はこの「民宿 室戸荘」のみ。 歴史を感じる建物の古さ・造り、部屋・風呂・食堂などの雰囲気、女将さんのお話などから、60年前に1人で泊まった宿はここだった。と、いうこにとしよう。違っていてもいい、そう思うことにする。 これが今回の旅行の結論だ。 |
| ●2日目：室戸廃校水族館、薬王寺 2021年10月25日(日)雨13/15℃ | |||||||||
| ・7:30民宿 室戸荘での朝食 食事の後、女将さん・お姉さんと約１時間話した。 女将さんが話された映画館は、安田町(モネの庭近く)の「大心劇場」だろう。 この劇場は3日後の10月28日、NHK「ゆう6かがわ」内、「前園さんの自転車旅：昭和レトロな映画館」で取り上げられた。 ・室戸世界ジオパーク センター(無料) 周辺の観光案内情報や室戸ユネスコ世界ジオパークの楽しみ方などを、分かりやすく紹介してくれる施設。館内には、ジオパーク体感映像コーナーや、室戸の伝統文化の紹介コーナーなど、見どころがたくさんあった。 ・むろと廃校水族館(600円) 廃校を再利用した水族館。屋外プールと校舎内の水槽に、ブリやサバ、地元の定置網にかかったカメなどが泳いでいて、見応えがあった。 ・浪切不動尊 雨の中探したが、見つけることはできなかった。尋ねる人影もなく諦めた。 ・薬王寺
四国の東側半分を回る旅だった。車の走行距離は2日間で440Km。
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